2009-12-13

極数と回転数の関係

今回は、ギヤードモータの『極数と回転数』の関係を説明します。
スペック画像 
                 ↓

スペック画像の赤枠に4Pと書かれています。
この4Pはモーターの極数(POLE)を表しています。

モーターの極数と言うのはトルクを発生する軸に巻いてある電磁石の数です。
極数で回転数が決まります。
例えば、4極なら90度づつ電磁石が巻いてある事になります。
それが60度だと6極。
30度だと12極になります。

関東(50Hz)では2極で3000回転/分、4極で1500回転/分です。
関西(60Hz)では3600回転/分と1800回転/分になります。

2極の場合、60Hzで同期させたら1秒間に60回転します。
つまり、60r/sec=60×60r/m=3600r/m
4極の場合、回転数は2極のときとくらべ1/2になるので同期速度は1800r/mです。
また8極になると2極に比べ、1/4の速度になります。

式にすると
回転数=120×周波数/極数
となります。

このギヤードモーターは4P(1800r/m)更に減速比が1:200なので回転数は9r/mとなります。

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2009-12-06

回転数(rmp)について

先日、ギヤードモータを修理交換する話しをしました。

そのギヤードモータのスペックの一つ『回転数』について説明します。
スペック画像 
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このギヤードモータの回転数は9rpmです。
ちなみに弊社は大阪なので60Hzとなります。

rpm(アールピーエム)は回(回転)毎分 revolution(rotation) per minute の略で、1分間に回転する回数を示す単位です。
r/minとかmin-1とも表記されます。

min-1の-1はマイナス1乗で、表示の値が分母になります。
例えば、10-1(10のマイナス1乗)は 1/10で0.1となります。
読み方は毎秒とかパー・ミニッツと読みます。

国際単位系(SI)の単位はs-1(毎秒)と表記されます。

次回は、減速比について説明します。

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2009-12-02

馬力とトルクの関係

先日、ギヤードモータを交換する話しをしました。
そのギヤードモータのスペックの一つ『馬力』について説明します。
スペック画像 
                 ↓

このギヤードモータの馬力は2馬力です。
スペック表に1.5kWと書かれているのが馬力です。

0.75kW(モータ出力)=1ps(馬力)
1.5kW(モータ出力)=2ps(馬力)

負荷に対してトルクが足りない(力が足りない)場合には馬力をあげます。
では、トルクとはなに?

トルクとは、のことで、力と距離の積で表します。
単位はN・m(ニュートンメートル)またはkgf・m(キログラムエフメートル)
例えば、10N・mとは1mのスパナに10Nの力を掛けボルトを緩める状態です。
このとき10Nの力を掛けてもボルトが緩まず、静止状態です。
また、単位がkgf・mの場合は1.0197kgの力を掛けていることとなります。
1N=0.10197162kgf

改めて、馬力とは、物体を押したり引っ張ったりする時の 仕事量のこと。
1ps(馬力)は、735.5W
単位時間あたりにどれぐらいの仕事をするのかを仕事率W(ワット)で表します。
ワットW=トルクN・m×回転数rpm÷単位時間60s

別の表現では、1馬力は75Kgの錘を1秒間に1メートル持ち上げる仕事量となります。

次回は、回転数rpmについて御説明します。

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2009-11-30

ギヤードモータ入荷

プラスチック製品のキャップにはネジが付いているものが少なくありません。
ビンやボトルに締めこむ為です。

このネジを金型から離型させる為にモータ機構を使用している場合が多くあります。
ネジを緩める為には、かなりのトルクが必要で、ネジの径が大きくなればなるほど高トルクが必要となります。

今回、成形メーカ様から他社で作成したモータ機構の金型修理を依頼されました。
脚部に亀裂が入り、破損しております。
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脚部(A)を拡大した画像です。
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▼修理内容と対策は
  1.モータ交換
      馬力アップ 減速比アップ
  2.チェーンの交換
      強度アップ
  3.回転コアの表面処理
      離型対策

スペックアップしたギヤードモータが入荷しました。
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スペックの画像です。
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このスペックを元に、詳細を説明してゆきます。
乞うご期待!

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2009-11-29

円筒テーパーゲージとは

ゲージと名の付くものを今まで紹介して来ました。

▼過去の紹介した『ゲージ』と名の付く測定工具
  ・Rゲージ(ラジアスゲージ)
  ・すきまゲージ
  ・ネジゲージ

今回は、『円筒テーパーゲージ』を紹介します。
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目盛を拡大図
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一目盛は0.1mmです。


用途は、溝幅、隙間の測定や穴径の測定です。
私の使い方は、測定し難い場所、測定し難い物、大まかな穴径測定時に使用します。

●測定し難い場所
ノギスでは、周りの壁にあたり測定不可能です。
円筒テーパーゲージでは、差込めば測定できます。
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測定した結果は、測定結果はΦ2.0となります。     
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●測定し難い物
シリコーンチューブの内径を測定しています。
シリコーンチューブの内径をノギスで測定すると測定物形状が楕円に変形し正確に測定できません。
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測定結果は、Φ4.8となります。       
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●大まかな穴径測定
写真の円筒テーパーゲージの測定範囲は1mm~6mmです。
出張の際、ピンゲージを持っていくには大掛かりとなり、ノギスでは小径穴は測定できず、円筒テーパーゲージが重宝します。
高価ですが、0.1mmから測定可能な円筒テーパーゲージもあります。

アナログ測定工具は、高価ですがメンテナンスをすれば半永久的に使用可能です。
モノづくりは、測定が”キモ”です。

 

2009-11-28

ルーペは必需品

みなさんは、どのくらい小さなものが見えるでしょうか。
むかしの話しですが、私はΦ0.8mmドリル先端がハッキリ見え、グラインダーと腕で軽々研ぎ直しが出来ました。
少し自慢です。

しかし、年には勝てず手元がかなり見難くなっています。
製品の検品作業には、ルーペが必要です。
使ってみると非常に便利なアイテムです。

私は、3つのルーペを使っています。
紹介します。

携帯性がよく、使い勝手が良いので一番使用しております。
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暗い場所や影になる場所が観やすいのがLED付きです。
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スケールを観てみると   ↓



測定も出来るルーペです。↓



目盛はこの様になっており寸法、角度、丸が測れます。
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最小目盛は0.05mmです。
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 3つのルーペは全て10倍のルーペです。
品質管理にては欠かせない必須アイテムを紹介しました。

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2009-11-27

規格の統一を切望

先日は、引張試験方法について説明しました。

プラスチック原料の物性表の中には、機械的性質や熱的性質、電気性質等の情報が記載されています。
その中の機械的性質の中に引張試験の結果をみることがですます。

しかし、残念なことに規格が統一されてなく原料メーカ毎に規格が違うのです。

規格とは、日本にはJIS(日本工業規格)があります。
世界の先進各国は、国内の工業統一規格を独自に持っています。
アメリカにはANSI(アメリカ規格協会)、ドイツにはDIN(ドイツ規格)、さらにはアメリカのASTM(アメリカ材料試験協会規格)のような独立団体の規格、といったように多くの規格があります。

試験項目は同じようでも、試験方法が若干違ったり、測定単位が違ったり簡単に比較ができません。

非常に不便を感じているのは私だけではないようです。
益々、グローバル化する現代 国際的な標準化をする為に、ISO規格(国際標準化機構規格)に整合されつつあるのが現状です。

また、ISOは電気及び電子技術分野を除く全産業分野(鉱工業、農業、医薬品等)に関する国際規格です。
電気及び電子技術分野はIEC(国際電気標準会議)となります。

このような国際的な規格は世界標準(グローバルスタンダード)となり、その世界標準となるものを生み出すことは、大きなビジネスチャンスです。
ですが・・・・・・
そんな大それたこと考える前に、世界標準に準拠した企業となることを目指します。

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